eve-a60’s blog

ロンドンでの3年間の大学生活を記録したもの。

私の大好きな人は、神様になりました。

 

 

 

 

またひとつ、

 

 

私の夢が、また一つ、

 

 

叶えられないものになり、

 

 

だから、謝らなくちゃと筆をとっても、

 

 

もう私の謝罪文を送る宛先はどこにもない、ということに数秒差で遅れて気づくわけで。

 

 

 

それでも、私、一つだけ安心したことがあるんです。

 

 

綺麗だったんだって。

 

 

私の大好きな人は、本当に綺麗な顔して、彼女の最後の誕生日を終えたって聞きました。

 

 

分かってた。そうだろうと思ってた。

 

 

だって、昔からずっと、

 

 

天使みたいな人だったんだもの。

 

 

初雪を思わせるような透き通る白い手で、私に惜しみなく温もりを分けてくれるような人だっだから。

 

 

あの手の温かさを思い出す度に、

 

この人、次は、神様になるんだろうなって、感じていた。

 

 

 

今になってやっと、私は「神様を信じている」と公言できます。

 

 

私の、神様。

 

 

貴方がいたから、私は生きています。

 

 

どうぞ、これからは、私に深く愛されてください。

 

 

貴方への深遠なる愛を不変の真実とすることで、私は強くなろうと思います。

 

 

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